印象に残った言葉 12 ーひとりもの同士つるんでも、結局はひとりものー
~印象に残った言葉~
「ひとりもの同士でつるんでも、
結局、ひとりものだよ。
それに、いつだって誰だって、簡単にひとりになる。いろんな理由で。俺らだけじゃない」
櫻いいよ , 「世界は「」で満ちている」 , PHP研究所 , 2019年 , 208p
~印象に残った理由・感じたこと・思ったこと~
人と一緒にいたくなるのは、”寂しい”気持ちが大きいんじゃないかなと個人的には思う。
一人だと、誰かに相談したり、会話したり、出来事に共感してくれる人もいないから、
やっぱりいつかは苦しくなってしまうのかなって。
誰か相手を探そうと思ったとき、
相手も一人のほうが話しかけるハードルも下がるし、
同じ一人同士、どこか親近感も感じる。
けれど、相手も自分と同じ人間。
自分の心が移り変わるように、相手もふとしたときには自分の傍からいなくなってしまっているかもしれない。
自分は全く危害を与えていなかったとしても。
明確な理由なんてない。
あるとしたら、相手も人間だからってことくらい。
そう考えると、
自分も、相手も、繋がっているようで、実はひとりなのかなって。
このフレーズを読んで考えた。