印象に残った言葉 16 ―言葉が通じても相手を解るわけではない―
~印象に残った言葉~
「解り合うとは如何なることなのでしょう・・・・・・言葉も違えば、風俗も、相貌すら違うのです」
「言葉が通じ合うからといって、相手のことが解るということもあるまい」
今村翔吾 , 「海を破る者」, 文藝春秋 , 2024年 , 60p
~印象に残った理由・感じたこと・思ったこと~
”言葉が通じ合う=相手のことを理解できる”ということではないのは確かにと思った。
言葉が通じ合うということは、相手の話していることがわかるというだけであって、
相手を理解するのはまた別なんだなって実感させられた。
よく、けんかをする、仲互いをするというけれど
これは、相手を理解しようとするために、自分の中にない意見を取り入れるために必死に努力している途中の段階なのかもしれない。
言葉はあくまでコミュニケーションのツールで、
そこに相手を思いやる気持ちが合わさって、初めて意味を持つものになる気がした。