印象に残った言葉 20 ―あの頃の風は今よりずっとやさしい肌触りだった―
~印象に残った言葉~
あの頃、無邪気なわたしを取り巻く世界に吹いていた風は、いまよりもずっとやさしい肌触りで、きらきら光っていたように思う。
森沢昭夫 , 「たまちゃんのおつかい便」, 2016年 , 40p
~印象に残った理由・感じたこと・思ったこと~
あの頃の風景や感じ方が懐かしいような、心のつっかえがフッと軽くなるように感じた。
まだまだこの世のものの多くが自分の目線よりも高く、意識して顔を上げないと周りに何があるのかわからなかったにも関わらず、周りを気にせず、目の前のことにだけ全力を注いでいたあのとき。
この世界が自分中心で回っていると本気で思っていたあのとき。
今思うと、身勝手で無邪気で無責任だったけど、あのときに見えていた景色、世界はきらきらしていたなって思う。
懐かしいなとちょっとはにかみながら、過去を楽しませてくれたフレーズ。